7年ぶりのインフルエンザで、正直かなり苦しんだ一週間。
ようやく回復し、久しぶりに外でご飯を食べられる体調まで戻ってきました。
いやぁ~しんどかったなぁ…(´・ω・`)
体重は落ちたものの、体感で筋肉量まで減っている様子。
これはよろしくない。
残りの冬を元気に乗り切るためにも、しっかりタンパク質を補給して代謝の良い体を作らねばなりません。
そこで向かったのが最寄りの「すき家」。お目当ては、療養中にネットで見かけてからずっと気になっていた新商品――12/16発売のサーモン丼です。
注文したのは「白髪ねぎマヨサーモン丼(特盛)」
今回は数あるバリエーションの中から、「白髪ねぎマヨサーモン丼」を特盛で注文。
病床で発売日前日からそわそわしていた分、期待値も高めです。
運ばれてきた丼を見てまず感じたのは、見た目のインパクト。

- ご飯の上には刻み海苔がたっぷり
- その上に、これでもかという量のサーモン
- さらに白髪ねぎとマヨネーズが山盛り
特盛ということもあり、わさびが2つ付いてくるのも地味にうれしいポイント。
これは間違いなくテンションが上がります。

実食レビュー|脂の旨さと薬味のコントラスト
ひと口食べてまず感じたのは、サーモンの脂の乗り具合。なめらかな舌触りで、旨味もしっかり濃い。

そこにマヨネーズのコク、わさび醤油のキレが加わり、味の方向性としては「想像通り、でも期待以上」の仕上がりです。
白髪ねぎはシャキシャキとした食感で、サーモンのねっとり感と良いコントラスト。
サーモン特有の脂のクセも、白髪ねぎとわさびがうまく打ち消してくれるため、良いところだけを楽しめる印象でした。

正直、かなり美味しいです!
白髪ねぎマヨの“良さ”と“気になる点”
今回はマヨに惹かれて白髪ねぎを選びましたが、他にもノーマル・ねぎ玉といったバリエーションが用意されています。
白髪ねぎマヨの良さは、食感と後味のさっぱり感。
一方で、少し気になる点もありました。
- ねぎの主張が強く感じる瞬間がある
- 口に入れたときの第一印象がちくちくとやや固め
- サーモンとは合うが、ご飯との相性は好みが分かれそう
白髪ねぎ牛丼などで食べ慣れている人なら問題ありませんが、初見だと少し面食らうかもしれません。
ただし、「サーモン×マヨ」という鉄板の組み合わせが全体をしっかりまとめてくれています。
サーモン量は圧倒的。次はノーマルで再挑戦
細かいことを言いつつも、サーモンの量は本当に圧巻。
ご飯が足りなくなるほど、夢中で食べ進めてしまいました。
次回はノーマルを選んで、サーモンそのもののポテンシャルをじっくり味わってみたいところ。
タンパク質補給目的としても、満足度の高い一杯でした。
美味しかったです。
ごちそうさまでした!
【追記】この「冬の贅沢海鮮丼」の栄養分析はいかに?
ここからは、少し冷静にこの一杯の中身を見ていきます。
味の満足度は申し分ありませんが、体にどう作用するかを知っておくと、この丼との付き合い方がぐっと分かりやすくなります。
まずは、今回食べた「白髪ねぎマヨサーモン丼(特盛)」の公式の栄養成分から。
| カロリー(kcal) | タンパク質(g) | 脂質(g) | 炭水化物(g) | 塩分(g) |
|---|---|---|---|---|
| 1064 | 42.9 | 41.4 | 134.5 | 1.7 |
数字だけを見ると、なかなかパンチの効いた内容です。
ただし、この数値にはちゃんと理由があります。
■ カロリー:1064kcal
一食で1000kcal超えと聞くと、身構えてしまう人も多いかもしれません。
実際、活動量が少ない日であればオーバー気味なのは否定できません。
ただし今回の前提は「インフル明け」。
体重が落ち、体力も削られた状態では、ある程度まとまったエネルギー補給が必要になります。
- 体重が落ちた直後
- 回復期でエネルギーをしっかり入れたい
こうした条件下であれば、この1064kcalは”食べ過ぎ”というより、回復を早めるための燃料と捉えることもできます。
■ タンパク質:42.9g
この丼の評価を一段引き上げているのが、タンパク質量です。
一般的に、成人男性が1食で意識したいタンパク質量は20〜30g程度。
筋肉量の回復や体力の立て直しを考えるなら、30g以上あると心強いラインです。
42.9gという数字は、その基準をしっかりクリア。
サーモン特盛の真価はここにあり、 「ただの背徳飯」ではなく、体を立て直すための食事として成立している点は素直に評価できます。
■ 脂質:41.4g
一方で、少し気になるのが脂質。
サーモン自体の脂は悪者ではありませんが、 そこにマヨネーズが加わることで、一気に数値が跳ね上がっています。
- マヨ+サーモンの脂が直撃
- タンパク質量に対して脂質が多め
結果として、栄養バランスは”回復食”というより、 ご褒美寄りの贅沢飯にシフトしている印象です。
しかしサーモン×マヨは大正義。こちらについてはご愛嬌ということで。
■ 炭水化物:134.5g
炭水化物は、まさに特盛らしい数字。 ほぼご飯の量で決まっているため、ここは分かりやすいポイントです。
食後の血糖値上昇は避けられぬものの、
- このあと体を動かす予定がある日
- 他の食事を軽めに調整できる日
であれば、エネルギー源としてしっかり役割を果たしてくれます。
■ 塩分:1.7g
最後に塩分。
丼もの+マヨネーズという組み合わせから想像すると、 やや意外なほど控えめな数値です。
今回は醤油を使いましたが、かけてもそこまでとんでもない数値にはいかないかと。
外食では2〜3gを超えることも珍しくない中で、単品で1.7gは安心感のあるライン。
療養明けで体調を気にするタイミングでも、比較的取り入れやすい内容と言えるでしょう。
栄養面から見た総合評価
この「白髪ねぎマヨサーモン丼(特盛)」は、
- 高カロリーだが回復期には理にかなっている
- タンパク質量は非常に優秀
- 脂質と炭水化物は多めなので常食向きではない
という、はっきりとした性格の一杯。
元気な日に勢いで食べる贅沢飯として、 あるいは体力を落とした後の”立て直し用の一食”として選ぶなら、 納得感のある丼だと感じました。
カロリー総評|味覚と筋肉が喜ぶ「鮭祭り」
サーモンは、良質なタンパク質をしっかり含みつつ、脂質も極端に偏りにくい優秀な食材。
魚の中でも満足感が高く、”食べている感”と栄養の両立がしやすいのが特徴です。
冬は寒さで活動量が落ちやすく、知らないうちに筋肉量も減りがち。
だからこそこの時期は、タンパク質を意識して筋肉を維持・回復させ、 基礎代謝を底上げしておくことが太りにくい体づくりにつながります。
1064kcalという数字だけを見るとインパクトはありますが、 その中身を見れば、しっかり42.9gのタンパク質を含んだ”意味のあるカロリー”。
毎日の定番には向かないものの、
- 体調を崩したあと
- しっかり食べて立て直したい日
そんなタイミングで選ぶ一杯としては、十分にアリだと感じました。
味覚も筋肉も喜ぶ冬の鮭祭り。
気になった方は、ぜひすき家で体験してみてはいかがでしょうか。
