京都旅行の締めくくりに、前からどうしても行ってみたかったお店に行ってきました。
まさに「大人の隠れ家」といった趣のある6席のみの小さな天ぷら店。
ですが、提供される料理の内容とその丁寧さに驚かされました。
コースの始まりは旨味たっぷりのテールスープから
まず登場したのは、なんとテールスープ。天ぷら屋さんでこの一品から始まるとは予想外でしたが、これが絶品。
そこからは、贅沢な食材が次々に登場します。

そして前菜として
- ヒラメのお刺身
- 牛肉のタタキ


ヒラメはこりっこり
お肉のタタキは舌の上で溶けてなくなる・・・
そしてここから本番

今日のお品書きを見せてくれるw
わざわざ写真まで取らせてくれてありがとうございます!!
- 車海老
- あおさの天ぷらウニ乗せ
- なす
- 甘鯛
- レンコン
- 和牛の天ぷら
- さつまいも
- ぐじ
- 鮑
- せこがに(ズワイガニのメス)
- 海老天巻











ひとつひとつの素材が上質で、それを目の前で丁寧に揚げてくれる贅沢さ。香りや音までご馳走でした。
最後にデザートのきなこアイスが出て来て終了。味、量ともに大満足

とくに絶品だった「せこがにの天ぷら」
中でも感動したのが「せこがに(香箱ガニ)」の天ぷら。
せこがには、冬の限られた時期にしか獲れないズワイガニのメスで、漁期も短くとても希少。そんなせこがにを香箱スタイルのまま、天ぷらに仕立てていただけるなんて……もう贅沢の極みです!
味は濃厚で、内子や外子の旨味がしっかり感じられます。
相方はあまりの美味しさに、なんと殻までかじり出す始末w
「ぺっしなさい!www」と思わずツッコまずにはいられないほど、夢中になっていました。
お酒と合わせて至福の時間
私は車を運転する都合上、お酒は飲めませんでしたが、同行者は日本酒を楽しんでいました。
とくに印象的だったのは、天ぷらとともに供される柚子風味の甘い大根おろし。口の中をさっぱりとリセットしてくれる名脇役で、これがまた天ぷらと相性抜群。お酒もどんどん進むようでした。
少人数だからこそ味わえるおもてなし
このお店は席数が少ないからこそ、細やかなホスピタリティが光ります。
目の前で揚げてくれる臨場感、会話の距離感、お店全体の空気感――すべてが「特別な夜」を演出してくれます。
立地も内容も大満足!京都でのディナーにおすすめ
お値段はそれなりにしますが、出てくる内容を考えればむしろお得。
アクセスも良く、観光の締めにぴったりな一軒です。
まとめ:京都で贅沢な天ぷらを味わいたいならここ!
旅行の思い出に残る、最高の夜を過ごさせていただきました。
上質な食材を最高の状態で味わえる、京都らしい落ち着きと品のあるお店です。
天ぷら好きの方はぜひ一度、訪れてみてください。
ごちそうさまでした!
お店:祇園 天ぷら晩餐
場所:京都府京都市東山区大和大路通四条通上る富永町112 キャッスルギオンビル 1F