魔改造カプヌもいよいよ終盤戦
魔改造カップヌードルも、いよいよ残すところあと1つ。
多くのブロガーさんやYouTuberさんがすでに取り上げており、今さら需要なんてないかもしれませんが、せっかくなので実際に食べて感じたことをレビューしていきます。
今回選んだのは――
「生姜とにんにく香る エビチリトマト味」。
以前のシーフード味で行方不明だったエビ君、こんなところにいたんですね(笑)。

開封してみると…トマトの酸味漂う香り
まずは開封。
ふわっと漂うのは、どこか酸味を感じる香り。おそらくトマト由来でしょうか。
元の「チリトマト」を食べたのは10年以上前なので比較は難しいのですが、今回は「美味しいかどうか」を率直にお伝えします。

いつものようにお湯を注いで3分待ちます。
完成!香りはにんにく強め、生姜は控えめ?
3分後。ふたを開けると、にんにくの香りがしっかりと立ちのぼります。
パッケージに書かれている通り、生姜とにんにくの“香る系”というのは本当のようです。
ただし、この時点では生姜はそこまで強く感じません。

一口目から不思議な味変?食べるたびに印象が変わる
さっそく実食。
――ん?なんだこれ。食べるたびに味が変わる!?
1口目:「美味しいけど、エビチリって感じではないような…?」
2口目:もう少し混ぜてみると、生姜の風味がふわっと。
3口目:「あ、これはちょっとエビチリっぽいかも」と思える瞬間が。
4口目:エビをピックアップしてスープを飲むと――エビチリ味、確かに来ました(笑)
この“味の揺らぎ”(ブレともいうw)が、なんとも面白い!
味の系統は「甘じょっぱい+トマト酸味」バランス型
全体としてはやや甘じょっぱい味わい。
カップヌードル特有の旨味も感じつつ、トマトキューブのおかげでほのかな酸味も加わっています。
食べ進めるうちに「エビチリっぽい」と思える瞬間がありつつも、まだ遠いような気もする……。
なんとも不思議な一杯です。
コーンが最大の混乱要因!?
個人的にこの商品の最大のマイナスポイントはコーン。
これが入ることで味がぶれて、「あ、エビチリだ!」と思った矢先に風味が変わるのです。
エビチリにコーンを入れた経験がある人、たぶんいないはず。
ここは潔く外してほしかったですね。
むしろ、醤油味に入っていたあの黄色い卵のほうが溶き卵っぽくて雰囲気的にも合う気がします。
気づけばスープ完飲。やっぱりうまかった
とはいえ――なんだかんだ言いつつも美味しい。
味の言語化が難しくて「もう一口、もう一口」と食べ進めるうちに、気づけばスープまで完飲していました。
体には良くないとわかっていても、ついついやってしまう。
つまりそれだけクセになる味ということかもしれません。
総評:好き嫌いは分かれそう。でも私は好き!
「生姜とにんにく香る エビチリトマト味」は、正直に言って好き嫌いが分かれるタイプ。
エビチリ感をどこまで感じ取れるかは人それぞれでしょう。
それでも、にんにくと生姜の香り、トマトの酸味、エビの旨味が組み合わさって――
「これはこれでアリ」と思わせる力があります。
ごちそうさまでした!
【追記】最後の魔改造カプヌ、その栄養成分は?
カロリー・栄養成分(1食あたり)
熱量 | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 食塩相当量 |
---|---|---|---|---|
357kcal | 7.6g | 15.3g | 47.1g | 3.7g |
(※内訳:めん・かやく 306kcal/スープ 51kcal、塩分はめん・かやく1.5g+スープ2.2g)
栄養面の分析
- カロリー:357kcal
シリーズ平均値(350〜380kcal)と同水準。重すぎず、昼食や軽めの夜食にも使いやすい。 - たんぱく質:7.6g
標準的。主にエビや小麦由来で、突出した特徴はない。 - 脂質:15.3g
やや高め。満足感のわりに後味は軽い。 - 炭水化物:47.1g
平均的な数値で、エネルギー源としては安定。 - 食塩相当量:3.7g(うちスープ2.2g)
やや高め。スープをすべて飲み干すと塩分過多になりやすいので、飲み切りは避けたい。
味わいの特徴(公式情報+実食傾向)
メーカー公式では、
豆板醤と味噌のコク、生姜とニンニクなどの香味野菜の旨みを合わせたエビチリ風スープ。具材と一緒に味わうことで “エビチリトマト味” が楽しめます。
実際の印象としては、生姜とにんにくの香りが前面に出るタイプで、豆板醤の辛みや味噌のコクは控えめ。
トマトの酸味がスープの輪郭を作り、食べ進めるごとに「エビチリらしさ」を感じたり、そうでなかったりと変化があるのが特徴です。
香りや酸味の強弱によって味の印象が変わるため、一定の“エビチリ感”を求める人には少し個性の強すぎる一杯かもしれません。
総合評価(栄養+味バランス)
「生姜とにんにく香る エビチリトマト味」は、香味野菜とトマトの酸味を活かした中間バランスタイプ。
魔改造シリーズの中では派手さよりも「香りと旨味の調和」で勝負しており、好みが分かれる要素を多く含みます。
- カロリーは控えめ(357kcal)
- 香り強めで食べ応えあり
- スープの塩分が高いため、完飲は避けたい
総じて、軽めのボディながら味わいに深みを持たせた実験的な一杯といえるでしょう。