桜の季節にぴったり。長野・諏訪湖の名店へ
4月、長野県の諏訪湖周辺を旅行した晩のこと。
まだ桜が咲くか散るかという寒さで、岐阜の初夏とは大違い。
そんな季節に立ち寄ったのが、**「さくら肉専門店 さくらさく」**です。
店内は趣のある落ち着いた雰囲気でありながら、とても清潔でおしゃれ。
「これは期待できるぞ…」と胸が高鳴ります。
注文メニュー一覧
- 馬生ハムのシーザーサラダ
- 馬刺し5種盛り
- 馬肉のなめろう
- さくら肉のから揚げ
- 馬のレバ刺し
- 馬肉ステーキ3種盛り



もどかしいwでも美味しい!
どれも臭みがまったくなく、馬肉本来の旨味が濃い。
特に印象的だったのは、馬刺し・レバ刺し・から揚げの3品でした。
馬刺し:専門店ならではの厚切りと旨味
やはり馬刺しは専門店の真骨頂。
部位ごとに味わえるのはこうしたお店ならではです。
中でもヒレ肉は書かれていた通り厚切りで、噛むたびに肉の旨味と弾力を実感。
「肉を食べている幸福感」がダイレクトに伝わってきます。

レバ刺し:新鮮でエッジの立つ歯ごたえ
続いては馬のレバ刺し。
見た目からして新鮮で、角が立つほどの張り。

塩ごま油に薬味を合わせて口に入れると、
濃厚なコクと弾力のある食感が広がり、他の刺身とはまったく別物の楽しさです。
から揚げ:火入れ絶妙、レア仕上げの感動体験
そして今回、相方と二人で最も感動したのがさくら肉のから揚げ。

「専門店でから揚げ?」と思う方もいるかもしれませんが、
これがとんでもなく美味しい。
中はミディアムレアで火入れが絶妙。
噛むと赤身の旨い肉汁がじゅわっと広がり、
そこにレモンの酸味とマヨのまろやかさが合わさると、もう最強のマリアージュです。
相方は「馬の美味しいところを噛みしめてる~」と感動していました。
馬肉の魅力:高たんぱく・低カロリーの神食材
これだけ食べても胃もたれしないのが馬肉のすごいところ。
脂が軽く、タンパク質が豊富で、カロリーも控えめ。
ダイエット中でも罪悪感なく楽しめる“神食材”です。
まとめ:長野で出会ったご当地の幸せな晩餐
なかなか訪れる機会の少ない長野県ですが、
「さくら肉専門店 さくらさく」で馬肉の魅力を存分に堪能できました。
どの料理にも丁寧な仕事が感じられ、
長野の地で味わう“桜肉”という体験に心から満たされました。
また美味しいものに出会えて幸せ。
ごちそうさまでした!
【追記】桜咲く地で食べる桜肉のカロリーや栄養は?
桜の季節に味わう「さくら肉(馬肉)」は、情緒だけでなく栄養面でも優秀な食材。
実は“高たんぱく・低脂肪・低カロリー”の三拍子がそろった、隠れた健康フードなんです。
ここでは、馬刺しの部位ごとのカロリーと、栄養の特徴を少し詳しくまとめてみました。
部位別に見る馬刺しのカロリー(1枚=約20g想定)
馬肉は全体的に脂が少なく、筋肉質でたんぱく質が豊富。
100gあたりのカロリーをもとに、1枚20gに換算すると以下の通りです。
部位 | 100gあたりカロリー | 1枚(約20g)あたり | 特徴 |
---|---|---|---|
赤身(モモ・ロースなど) | 約102kcal/たんぱく質約20g | 約20kcal/たんぱく質約4g | さっぱりした旨味で定番の馬刺し部位。 |
ヒレ | 約120kcal/たんぱく質約22g | 約24kcal/たんぱく質約4.4g | 柔らかく上品な味わい。高たんぱく低脂質の代表格。 |
霜降り(肩ロース・フタエゴなど) | 約150kcal/たんぱく質約18g | 約30kcal/たんぱく質約3.6g | 脂が多くコク深い。少量でも満足感が高い部位。 |
※数値は日本食品標準成分表および馬肉専門店の栄養データをもとに推定。
馬肉は「高たんぱく・低脂肪・低カロリー」の理想的バランス
馬肉(赤身)は100gあたり約102kcal、たんぱく質は約20g。
脂質はわずか2〜3gほどしかなく、まさに「脂を削ぎ落とした肉」といえます。
比較してみると──
肉の種類 | カロリー(100g) | たんぱく質(100g) |
---|---|---|
馬肉(赤身) | 約102kcal | 約20.1g |
牛もも肉(赤身) | 約140kcal | 約19.5g |
豚もも肉(赤身) | 約128kcal | 約20.5g |
鶏むね肉(皮なし) | 約108kcal | 約23.0g |
たんぱく質量は鶏むね肉に匹敵しながら、脂質はさらに少ない。
体づくりを意識している人や、ダイエット中でも食べやすい理想的な肉です。
鉄分・グリコーゲン・ビタミンB群が豊富
馬肉は赤身が濃く見える通り、鉄分やグリコーゲンが豊富。
これらは血液中の酸素運搬を助け、疲労回復や冷え性の改善に役立つ栄養素です。
さらに、ビタミンB群(特にB2・B6)も多く、エネルギー代謝をサポートします。
そのため、運動後のリカバリーや女性の貧血対策にもぴったりの肉といえます。
胃にもやさしい“消化の良い肉”
馬肉の脂は「不飽和脂肪酸」が多く、融点が低いため体温でスッと溶けやすいのが特徴。
そのおかげで、牛や豚よりも消化が良く胃もたれしにくいのです。
旅行中のごちそうでも重たくならず、翌朝もスッキリ。
「たくさん食べたのに罪悪感がない」――まさにそんな肉です。
カロリーまとめ:美味しく食べて、体にもやさしい“桜肉”
こうして見ると、馬肉はまさに高たんぱく・低脂肪・低カロリー・高栄養の万能食材。
しっかり食べても胃に負担をかけず、体づくりにもプラスに働きます。
桜の季節に桜肉を味わう。
美味しさと健康、そのどちらも楽しめる一皿でした。