2週間ほど前、ネットニュースで「なか卯がいくら丼を発売!」という記事を目にしました。
そして価格を見てびっくり。なんと2,980円――牛丼チェーンでこの値段!?と、迷う日々が続きました。
というのも、ここ最近のなか卯の海鮮丼は外しません。
詳しくは↓の過去記事より。


そうして結局、好奇心に勝てず。
10月29日より登場した「いくら丼」、しかも”豪快盛”に挑戦してきました。
見た瞬間にテンション爆上がり!きらめく紅の海
注文して数分。運ばれてきた丼を見て思わず一言。
「美しい……」(*・ω・`)

丼の上には、ぎっしりと敷き詰められた”紅く輝くいくら”。
光を受けてつやつやと輝くその姿は、まるで宝石。
ご飯の上には軽く刻み海苔がのっており、香りもふんわり。
きっといくらにしっかり味はついているだろうと、醤油はかけずにまずはそのままいただきます。
弾ける旨味とコク、まるで海を食べているかのよう
ひと口食べた瞬間に「旨いっ!!」と声が出ました。
つるつる滑らかな食感に、噛めばぷちっと弾けるいくら。
旨味とコクがご飯と混ざり合い、まさに”幸福のどんぶり”です。
いくらの塩気とご飯の甘み、海苔の風味が重なって、まるで海の旨味が凝縮。
本当に手が止まりません。
味変のわさびが最高!もう一度言いたい、旨い
半分ほど食べたところで、付属のわさびを少し添えてひと口。
これがまた最高。

濃厚ないくらの後味を、わさびの辛さと清涼感がスパッと切ってくれる。
そしてまた次の一口が、さらにおいしく感じられる――。
豪快盛には、”わさび2つ”でもいいんじゃないですかね、なか卯さん?w
味わって食べるつもりが、気づけば夢中で食べてしまい予定より早く完食。
いやぁ、本当に美味しかった!
それでも気になる「コスパ問題」
さて、気になるのはやはり価格:2,980円。
果たしてこの値段、妥当なのか?
正直、北海道物産展などに行けば美味しいいくらを買うことはできます。
ですが、普段スーパーで「安くて美味しいいくら」を探すのは難しいのも事実。
いいお値段しますからね、昨今。
そう考えると、このクオリティを手軽にチェーン店で食べられるのは貴重かもしれません。
いっそ「すじこを買って自分で漬けようか…」なんて考えも頭をよぎりましたw
結論:いくら好きなら一度は食べてほしい”狂気のどんぶり”
結論をひとことで言うなら――
”美味しいいくらを、今すぐお腹いっぱい食べたいならなか卯へ行け!”
値段を見て「正気」に戻るなら、あなたはまだ我慢できる人。
でも僕のようにいくらを思い出して正気を失うタイプなら、きっと食べに行ってしまうでしょう。
人を惑わす狂気のいくら丼、ぜひ一度ご賞味あれ。
ごちそうさまでした!
まとめ
- 発売日:2025年10月29日
- 商品名:なか卯「いくら丼(豪快盛)」
- 価格:2,980円(税込)
- 感想:味は最高、コスパは人による。でも”体験する価値ありの逸品”!
【追記1】なか卯のいくら丼(豪快盛)の栄養を分析してみた
今回は「なか卯のいくら丼(豪快盛)」の栄養成分を数値でチェックしてみました。
データは以下の通りです。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| カロリー | 1014kcal |
| たんぱく質 | 62.6g |
| 脂質 | 24.9g |
| 炭水化物 | 135g |
| 食塩相当量 | 4.4g |
●1,000kcal超えのエネルギー!まさに“豪快”な一杯
まず注目はそのカロリー。
1,000kcalを超える丼メニューは、牛丼チェーンでもかなりレア。
成人男性の1日必要量の約半分をこの一杯で摂ってしまう計算です。
とはいえ、いくら丼は脂質由来のエネルギーが中心で、**魚油(EPA・DHA)**が多く含まれます。
単なる高カロリー飯ではなく、「良質な脂を含んだ贅沢どんぶり」とも言えるでしょう。
●たんぱく質62.6gは圧巻!高たんぱくの極み
次に注目したいのが”たんぱく質”。
通常の海鮮丼が20〜30gほどであることを考えると、62.6gという数値は異常なほどの高たんぱく。
これは鶏胸肉約250g分に匹敵します。
筋トレ中の方やたんぱく質重視の食生活をしている人にとっては、かなり優秀な内容です。
●脂質24.9gはやや多め。でも“質”が良い
脂質も24.9gとそれなりに多め。
ただし、いくらに含まれる脂は前述の通りEPA・DHAなどのオメガ3系脂肪酸で、血流改善や中性脂肪の低下に役立つ良質な脂。
健康志向の人も、”たまの贅沢”としてならむしろプラスに働くでしょう。
●炭水化物135gは大ボリュームの証
ご飯量はお茶碗約2.5〜3杯分に相当。大盛りサイズだから当然ですね。
炭水化物135gという数字がそのまま豪快盛のボリューム感を物語っています。
活動量の多い日や昼食に食べる分には問題なし。
ただし夜に食べるとややオーバー気味になるので、食べるタイミングには気をつけたいところです。
●塩分4.4gはやや高め。醤油追加は控えめに
食塩相当量は4.4g。
1食あたりの目安(2〜3g)を少し上回りますが、いくら自体が塩蔵食材なので仕方のない部分です。
醤油を追加しなければ、ちょうど良い塩気。
味付け済みのいくらなので、そのままで十分美味しく食べられます。
●総評:高カロリー×高たんぱく=“罪深い幸福丼”
| 指標 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| カロリー | 高め | エネルギーたっぷりで満足度◎ |
| たんぱく質 | 非常に高い | 筋トレ飯にも匹敵 |
| 脂質 | 適度 | 良質な魚油が中心 |
| 炭水化物 | 多め | ボリューム重視の構成 |
| 塩分 | やや高め | 醤油不要で調整可能 |
まとめると、
「いくらをお腹いっぱい食べたい日」にぴったりの”栄養的にも豪快”などんぶり。
普段は控えめにして、特別なご褒美デーに楽しむのが理想です。
【追記2】いくらの基礎栄養について
僕も親父も尿酸値が高め。
親父にいたっては、2~3年に一度は痛風で「うっ…動けねぇ」と床に沈むほど。
見ているだけで痛そうだし、正直、**「自分もいずれは…」**という恐怖が少しあります。
そんな中で食べた「いくら丼」。
旨いのは間違いない。
でも魚卵といえばプリン体多めで尿酸値に悪いイメージも強いですよね。
今回は、PFC以外の”いくらの栄養”と健康的な観点から見た注意点を整理してみます。
●いくらは高たんぱく・高脂質・高コレステロールの三拍子
いくら(鮭卵)は栄養の塊。
100gあたりの栄養成分をざっくり見るとこんな感じです。
| 成分 | 含有量(100gあたり) | 特徴 |
|---|---|---|
| エネルギー | 約272kcal | 高カロリーだが脂の質が良い |
| たんぱく質 | 約32g | 良質なアミノ酸を多く含む |
| 脂質 | 約16g | EPA・DHAなどのオメガ3脂肪酸が豊富 |
| コレステロール | 約480mg | 食品の中ではかなり高い部類 |
| 食塩 | 約2.5g(味付き) | 味がついているため塩分も多い |
| ビタミンB12・D | 豊富 | 赤血球や骨の健康維持に役立つ |
| セレン・亜鉛 | 微量含有 | 抗酸化・免疫機能に関与 |
つまり、栄養価は抜群だけど“濃い”。
毎日食べるものではなく、”ご褒美食材”として楽しむのがちょうど良いバランスです。
●魚卵=プリン体多い?実はいくらは「そこまででもない」
尿酸値を上げる原因とされる”プリン体”。
実は、いくらはその含有量が意外と少なめなんです。
| 食品 | プリン体量(mg/100g) | 評価 |
|---|---|---|
| 鶏レバー | 約300 | 高プリン体 |
| カツオ・イワシ | 約200 | 高プリン体 |
| 明太子 | 約160 | 中~高 |
| たらこ | 約120 | 中 |
| いくら | 約30 | 低~中 |
つまり、「魚卵=痛風の敵」というイメージは少し誤解気味。
いくら自体のプリン体量は控えめで、レバーや明太子のような危険食材ではありません。
●とはいえ、脂質とコレステロールは高め
いくらは”プリン体より脂質・コレステロールに注意”。
魚由来の脂(EPA・DHA)は体に良いですが、量が多くなると血中脂質が上昇しやすくなります。
さらに塩分もそれなりにあるので、腎臓や血圧への負担が出ることも。
”プリン体が少ない=食べ放題OK”ではなく、
**「美味しいけど、ちょっとだけ」**を意識するのがベストです。
●尿酸値が高い人が気をつけるポイント
尿酸値が高い、もしくは痛風予備軍の人は次の点を意識しておきましょう。
- 量より頻度をコントロールする
→ 一度にたくさん食べるより、「少量をたまに」が安全。 - アルコールとセットで食べない
→ 特にビール・日本酒は尿酸値を上げやすい組み合わせ。 - 水分を多くとる
→ 水やお茶をしっかり摂って尿酸を体外に出す。 - ビタミンCを意識する
→ 尿酸排出を助けるので、食後に柑橘類などを摂ると◎。
●まとめ:いくらは”プリン体より脂質に注意すべきご褒美食材”
| 項目 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| プリン体 | 少なめ | 思ったほど高くない |
| 脂質 | 多め | 良質な脂だが摂りすぎ注意 |
| コレステロール | 高め | 血中脂質に影響あり |
| 塩分 | やや高い | 味付きのため注意 |
| 尿酸値への影響 | 間接的 | 酒+食べすぎで悪化傾向 |
いくらは「プリン体よりも脂質・塩分の影響が大きい食材」。
つまり、少量をたまの贅沢に楽しむなら問題なし。
尿酸値高めでも、”ご飯と一緒に控えめに”食べる分には安心です。
皆様も健康に気を付けて心身に良き暴食ライフを~w
