一昨日、久しぶりに”下半身全般の筋トレ”を決行したところ、足腰がビキビキ…。
もともとランニング中に膝へ違和感が出たためしばらく休むことにし、これを機に筋トレ&バイクに励もう!と決意した矢先の筋肉痛である。
こういうときは”タンパク質補給”。
そしてタンパク質と言えば…やっぱりケンタッキー!
という流れで、お隣の市のKFCへ向かいました。お目当ては新作の”ゆず七味チキン”。
和×チキンのコラボは過去にもハイレベルだったので、期待が高まります。
店内の雰囲気はすでにクリスマス仕様
訪れた店舗は女性客・女子高生が多めの印象。
「40代男性は場違いなのか…?」なんて気にする必要もなく、食べたいものを食べる。それが正義。
店内はすっかりクリスマス一色。
「ちょっと早くない?まだ一か月半あるよ…」と心でツッコミつつ、食べ比べ4ピースセットを注文。サイドには”クリスピーチキン”を追加してダメ押しのチキン攻めだ。
待つこと十数分。わくわくしつつテイクアウトして、ビールと合わせる準備も万端。
トースターで”アツアツのカリカリ”に仕上げて実食へ
せっかくなら最高の状態で食べたいので、帰宅後すぐにトースターの「揚げ物あたため」機能で温め直し。
これがまたちょうど良くカリッと仕上がるのだ。
それではさっそく実食!
ゆず七味チキン(1ピース目:ウィング?)

七味の風味はしっかり感じるものの、ゆずはやや控えめ。
とはいえ”旨い”。ビールがぐいぐい進むタイプ。
衣はオリジナルチキンよりカリッとめで、香ばしさが強い印象。
オリジナルチキン(リブ)

脂身は少なめで、旨味は濃厚。
その反面、小骨が多めなので食べづらさは少しある。
味付けは相変わらず絶品だが、ビールに合わせるならもうちょい脂が欲しいかな、というのが正直な感想。
オリジナルチキン(ドラム)
これは分かりやすく”当たり”。
小骨が少なく食べやすい&ジューシー。
骨離れも良く、身にはしっかり脂があって旨い。
「全部ドラムでもいいのでは…?」と思うほど満足度が高い。
ゆず七味チキン(2ピース目:サイ?)
こちらは一口目から”ゆず”をしっかり感じた。
七味の複雑な香りとゆず、さらに脂の旨味が混ざり合って期待通りの味。
脂身多め&柔らかい肉質で、なおかつボリュームもあるので最高の酒のアテ。
気付けばビールが消えていた。
「全部サイでも良かったかも」と思ってしまうのは2回目である。
最後はクリスピーチキンで締め!
デザート(?)としてクリスピーチキンをいただき、本日の夕餉は終了。
”ケンタ飲み”――これ、今後の暴食ルーティーンに組み込んでもいいレベルで満足感が高い。
手やグラスがギトギトになる背徳感も含めて、至福。
まとめ|ゆず七味チキンは”ゆず強めのサイ”が特にオススメ
ゆずの強さは個体差があるものの、サイ部位の脂と相性抜群で、味のまとまりが非常に良かった。
ビールにも合うし、普通に食事としても満足度が高い。
一日の疲れを”酒と鶏”でリセットするのも悪くない。
本日もたいへん美味しかった。ごちそうさまでした!
【追記】暴食のケンタ、栄養的に食べて後悔はしないか?
【KFC ゆず七味&オリジナルチキン 食べ比べ栄養分析】
| メニュー構成 | カロリー(kcal) | たんぱく質(g) | 脂質(g) | 炭水化物(g) | 塩分(g) |
|---|---|---|---|---|---|
| オリジナルチキン ×2 | 436 | 33.0 | 25.6 | 18.2 | 3.0 |
| ゆず七味チキン ×2 | 468 | 35.4 | 28.4 | 17.8 | 2.8 |
| クリスピーチキン ×1 | 119 | 6.8 | 6.6 | 8.2 | 0.6 |
| 合計 | 1,023 | 75.2 | 60.6 | 44.2 | 6.4 |
【ポイント①】カロリーは”1000kcal超えだが、ボリュームの割に控えめ”
チキン5本&クリスピー1本という内容を考えると、
1,023kcalは”見た目より軽め”という印象。
脂質はそれなりにあるものの、チキン単体は衣以外の糖質が少なく、
炭水化物が”44.2gしかない”のが総カロリーを抑えている理由です。
「ガッツリ食べた感はあるのに、実は白米1杯(250g前後)より炭水化物が少ない」
という、ケンタッキー特有の構成が光ります。
【ポイント②】たんぱく質75g超えの高たんぱく構成
総たんぱく質は 75.2g。
これは一般的なプロテイン(20〜25g)換算で 約3杯分 に相当。
筋トレ後の回復を目的とした栄養としては非常に優秀で、
「揚げ物でここまでPが稼げる食事」は実はかなりレアです。
脂質は60gと高めですが、
たんぱく質量がしっかり確保されているため”筋トレ飯”としても十分成立します。
【ポイント③】塩分6.4gは”かなり高め”
ここが唯一の注意点。
塩分 6.4g は一食としては高めで、
WHO推奨量の「1日5g未満」を この一食だけで超えてしまう 数値です。
衣の味付け・下処理の塩分・七味だれの塩味などが重なり、
どうしても塩分負荷は高くなりがち。
血圧が気になる人は
・チキンの皮や衣を少し落とす
・ビールと一緒なら水も飲む
などで調整したいところ。
【総評】
結論:背徳感のわりに、意外と後悔しない構成です。
まず、カロリーは1000kcal超えですが、
炭水化物は 44g台 とかなり低め。
ご飯一膳(150g)が230kcalと考えるとかなり低い。
ビールを合わせても「糖質爆弾」というほどではありません。
そして特筆すべきは たんぱく質75g超え。
Pがしっかり取れる暴食は珍しく、
”罪悪感のあるご褒美飯”でありながら、
栄養面のメリットもしっかり確保できています。
「揚げ物をしっかり食べたいけど、炭水化物は控えたい」
「筋トレ後に動物性たんぱく質をがっつり摂りたい」
というニーズにはかなりマッチします。
もちろん塩分は高いものの、
水を飲む・衣を少し落とすなどでコントロールは可能。
「背徳 × 実益」の両立ができるのが、今回のケンタ構成の面白いところですね。
