本日は記念日。
…といっても、実際に伺ったのは7月の初夏。
蒸し暑さも出始めた頃で、
「今日はちょっといいもの食べたいね」という流れから、
岐阜駅に隣接するシティタワー43最上階の
**フレンチレストラン「forty three(フォーティースリー)」**へ。
ここは数年前、相方の誕生日で一度来たことがあって、
料理・サービス・ロケーションすべてが強く印象に残っているお店。
「記念日なら、ここでしょ」ということで再訪です。
今回も前回同様、個室を予約しました。
まずは乾杯。初夏の夕暮れ×高層階は強い
席に案内されてドリンクを注文。
僕はドライバーなのでノンアルのスパークリング、
相方はオレンジゴールドの白ワイン(だったと思う)。
からの乾杯。
まだ完全に日が落ちきらない初夏の夕暮れが窓いっぱいに広がっていて、
この時点で「今日はいい日だな」と思わせてくれる。

高層階ってだけで気分が上がるのに、季節がいいとさらに強い。
窓の下の夜景が本当にきれい・・・
コース序盤で「今日は当たり」と確信

前菜は冷製コンポタと稚鮎のフリット。
初夏らしく軽やかで、ここから一気にエンジンがかかります。


野菜のテリーヌ。見た目が美しい!


パンも美味しくて、
「この先の料理も間違いないな」と早めに安心。
暖かい前菜として穴子の蒸し焼き。なじみある食材もフレンチのシェフによればこの通り。
見た目映える素敵な一品に。

そして魚料理の鮑。
柔らかさ、旨味、ソースとのバランスが本当に良い。
メインのお肉が出てきたあたりで、
「もう終盤か…」と、
美味しさと同時にちょっと寂しくなる、あの感じ。
最後はデザート2種+焼き菓子+コーヒー紅茶。
お腹も気持ちも、きれいに着地しました。



さりげないけど嬉しい、ドリンクの気配り
途中で僕はローズレモネードに変更。
相方はスタッフさんに相談しながら、
最終的におすすめされた白ワインへチェンジ。

こういう細かいところまでちゃんと見てくれる接客、
やっぱり記念日向きのお店だなあと感じます。
特に印象に残った魚料理と肉料理
魚料理:鮑×白みそのソースが面白い
魚料理の鮑がとにかく印象的。

白みそを使っているそうなんですが、
最初に酸味がスッと来て、すぐ引く。
そのあとに、みその旨味と塩味、鮑の旨味が重なってくる。
一口で分かりやすい美味しさというより、
噛むたびに表情が変わるタイプ。
フレンチならではの楽しさがあります。
肉料理:赤身ステーキがちょうどいい
肉料理は霜降り控えめの赤身ステーキ。
正直、これくらいが一番ありがたい。
美味しいものは食べたいけど、体重も気になる民としては。

味はシンプルに「肉を食べてる」という幸せ。
ソースも魚料理とは方向性が違って、お肉の旨味を前に押し出す感じ。
一噛みごとに満足感があります。
居酒屋料理も大好きだけど、こういうお店でしか出会えない味があるなあ、と改めて。
早い話、コース料理でしか摂れない栄養があると思ってます。
季節を変えても使いたい。クリスマスデートにも間違いない
この日は初夏で、日が沈んでいく景色から夜景への移り変わりを楽しめました。
深夜近くには少し雨が降り始めましたが、
それも含めて雰囲気がいい。
クリスマスデートでも使いたいくらいに夜景が綺麗でロマンティック&ご飯も超美味しい。
最高なレストランなのですが、まぁ当然のように速攻で予約は埋まりました…(´・ω・`)
気になっている方は、来年の10月くらいにリトライしてみるのが良さそうです。
夜景、落ち着いた空間、行き届いたサービス。
「外したくない日」に選ぶお店として、かなり頼れる存在です。
個室料は少しかかりましたが、二人でゆっくり、いい時間を過ごせたので大満足。
美味しかったです。
ごちそうさまでした!
