寒い日に無性に食べたくなる、吉野家の牛すき鍋膳。
冬の夜、湯気の立つ鍋を見ると抗えません。
今回は「肉増し」でいただいた場合の栄養バランスをチェックしてみます。
おいしさは間違いない。
でも、数字は実に正直です(´・ω・`)
ボリューム満点のこの一杯、実際のところ体にはどうなのか。
冷静に見ていきましょう。
牛すき鍋膳(肉増し)の栄養成分

| メニュー | カロリー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 食塩相当量 |
|---|---|---|---|---|---|
| 牛すき鍋膳(肉増し) | 1357kcal | 51.6g | 69.1g | 134g | 7.9g |
| 牛丼(特盛) | 1006kcal | 33.5g | 44.2g | 122.3g | 4.0g |
参考までに牛丼(特盛)も並べてみました。
牛丼(特盛)との簡単な比較
参考までに牛丼(特盛)と比較して見てみます。
肉増し牛すき鍋膳は、カロリーで約350kcal増し。
たんぱく質は約18gアップ。
一方で、塩分はほぼ倍。
うどんと多めの割り下の存在が、しっかり数字に表れています。
カロリー
1357kcal。
1食としては完全に“パワー食”です。
軽めの夕食というより、がっつりエネルギー補給。
寒い日や活動量の多い日には理想的ですが、デスクワーク中心の日にはややオーバー気味。
「今日は消費する日か?」が判断基準になりそうです。
たんぱく質
51.6gはかなり優秀。
成人男性の1日推奨量(約60〜65g)に迫る量です。
牛肉+卵の組み合わせは効率的。
筋肉維持や回復を考えるなら、むしろありがたい数値。
今日はしっかり食べた」と実感できる安心感があります。
このメニューの強みはここにあります。
脂質
69.1g。
やや多め、というより正直に言えば多いです。
脂質の1日目安(50〜60g)を1食でほぼ超えています。
おいしさの正体は脂でもあるので、ここはトレードオフ。
頻繁に食べるというより、エネルギーが必要な日の一食という位置づけが現実的です。
炭水化物
134g。
ご飯+うどんのダブル炭水化物なので、このくらいは妥当。
糖質制限中でなければ極端に問題視する数値ではありません。
しっかり動く日なら、むしろ燃料として機能します。
野菜バランス
吉野家の公式では「1食で半日分の野菜が摂れる」とされています。
成人の野菜摂取目標は1日350g以上。
単純計算で約170〜180g前後は含まれていると考えられます。
白菜・ねぎ・人参といった煮込み野菜が中心で、量としては確かに多め。
鍋料理のため柔らかくて美味しくなっているので、見た目以上に食べやすいのも特徴です。
ただし、加熱調理のためビタミンCなど熱に弱い栄養素までは十分とは言い切れません。
「摂取目標量=必要栄養量」ではないという点も意識したいところ。
量はしっかり取れる。
でも栄養バランスという視点では“あと一歩”といった感じでしょう。
健康を意識するなら、追加でサラダを頼むのは実に理にかなっています。
塩分
7.9g。
ここが本日最大の注意ポイントです。
1日の推奨上限(6g未満)を、ほぼ1食で超える計算。
継続すれば、むくみや血圧への影響も無視できません。
割り下はおいしいけれど、飲み干すと完全にオーバー。
全部ぶっかけて汁だくの卵かけご飯(TKG)にしようか一瞬よぎりましたが、
ちゃんと我慢した自分を褒めたいところですw
翌日は汁物を控えめにし、野菜多め+水分しっかりを意識する。
それだけでも十分な調整になります。
まとめ
・ボリュームとたんぱく質の満足度は高い
・野菜量は半日分に近い(約170〜180g想定)
・脂質と塩分は多め。特に塩分は要注意
味も満足感も抜群。
ただし、塩分と脂質にだけは意識を向けたい。
体を動かす日や寒い日のエネルギー補給には理想的な一食。
その代わり、翌日は整える。
我慢するより、理解して食べる。
それがいちばん長く続く付き合い方かもしれません。
牛すき鍋膳は、“食べる日と調整する日”をセットで考えるメニューです。
