① 両チェーンのまぐろ丼を比べてみよう
近年、牛丼チェーンの枠を超えて“海鮮丼”に力を入れる動きが目立ってきました。
そして期間限定ですが満を持して出てきた すき家の「まぐろ鉄火丼」 と なか卯の「天然南まぐろ丼」。


どちらも気軽に楽しめるまぐろ丼ですが、その内容や特徴は結構違います。
どちらも美味しかったので今回は実際に食べ比べた上で、価格・ビジュアル・味わい・コスパまで徹底的に比較してみました。
ちなみに以前のより詳細なレビューは↓です!


② 価格・メニュー比較
まずは両チェーンのメニューと価格から整理してみましょう。
店舗 | 並盛 | 大盛 | 特盛 | 備考 |
---|---|---|---|---|
なか卯 | 990円 | 1,080円 | 1,680円 | 山かけあり |
すき家 | 830円 | 880円 | 1,330円 | 山かけ・まぐろたたき・爆弾(オクラ山かけ納豆mix)あり |
👉 価格帯はすき家のほうがややリーズナブル。
一方なか卯は“天然南まぐろ”を使用し、内容をグレードアップさせています。
③ ビジュアル比較
すき家:盛り付けはシンプル。赤身まぐろをしっかり堪能できる直球勝負。トッピングで自由にアレンジ可能。



なか卯:赤身と中トロを組み合わせ、錦糸卵や本わさびを添えた華やかな盛り付け。見た目の満足度も高め。



サシが美しい。

④ 味わい比較
- すき家の鉄火丼
赤身の旨味をストレートに楽しめるシンプルな丼。トッピングを加えるとぐっと表情が変わり、自分好みに仕立てやすいのが魅力。 - なか卯の天然南まぐろ丼
赤身と中トロのバランスが絶妙。錦糸卵や本わさびもアクセントになり、味のレイヤーがしっかりと組み立てられています。食べ進める楽しさがある丼。
⑤ コスパ比較
価格面で比べると、両者の方向性がはっきり見えます。
- すき家は「コスパ重視」。並盛830円で手軽にまぐろを楽しめるのは強み。さらに山かけや爆弾などを加えてもリーズナブル。
- なか卯は「満足度重視」。価格は高めですが、中トロ入りで豪華さを演出。少し贅沢したいときに選びたい一杯。
👉 日常使いにはすき家、特別感を味わいたい日はなか卯、と使い分けるのが良さそうです。
⑥ まとめ 〜すき家 vs なか卯、どちらを選ぶ?〜
同じ「まぐろ丼」でも、すき家となか卯ではアプローチがかなり違いました。
- すき家の鉄火丼は、シンプル&手頃。赤身をお腹いっぱい楽しみたい日におすすめ。
- なか卯の天然南まぐろ丼は、中トロや彩りで“格上”を演出。ちょっと贅沢気分にぴったり。
結論としては、
- 日常的にコスパよく食べたいならすき家
- 少し贅沢に味わいたいならなか卯
という住み分けに落ち着きます。
ちなみに僕自身は――なか卯派。
すき家のトッピングの豊富さも魅力的ですが、中トロが入っていることや錦糸卵などの彩りで“丼としての完成度”がぐっと上がっている点は代えがたいですね。
【追記】栄養成分比較(並盛)
店舗 | カロリー (kcal) | たんぱく質 (g) | 脂質 (g) | 炭水化物 (g) | 塩分 (g) | 価格 (円) |
---|---|---|---|---|---|---|
なか卯 | 561 | 23.3 | 9.9 | 96.2 | 1.3 | 990 |
すき家 | 544 | 28.2 | 4.0 | 98.6 | 1.2 | 830 |
🔎 ポイントまとめ
- カロリー → ほぼ同等だが、すき家がわずかに低め。
- タンパク質 → すき家が高めで、筋肉飯として優秀。
- 脂質 → なか卯が高め。中トロ入りでリッチな構成。
- 炭水化物 → ほぼ同等。
- 価格 → やはりすき家がリーズナブル。
総括
どちらもカロリー・塩分は控えめで、しっかりたんぱく質が摂れるのが魅力。
夏の真っ盛りにうれしい、さっぱりしつつ栄養も取れる丼です。
おそらく販売は 9月中頃まで と予想されるので、気になっている方はぜひ今のうちにご賞味を〜!

