展示会を見終えてデパートをふらふら。気温はまだまだ夏の名残を感じさせる暑さ。
軽くレモンサワーやサングリアで喉を潤したあと、前から気になっていた「麺屋ぐり虎 名古屋栄店」へ向かいました。
この日のお目当ては、夏季限定の昆布水つけ麺。
SNSで見て以来ずっと気になっていた、真っ赤に染まった昆布水と中太麺の組み合わせをようやく味わえる時が来ました。
券売機で「特盛」ボタンを押してしまった
お店に到着したのは17時半ごろ。
連休中日の日曜とはいえ、この時間は落ち着いていてすんなり入店。券売機でメニューを眺めます。
「大盛にしようかな…」と迷っていたところに目に飛び込んできた文字――
「特盛まで無料」。
勢いでポチッと押して注文してしまったのですが、振り返り券売機を改めて見て気づきました。
「特盛 → 茹で後500g」……。
一瞬で胃袋に緊張が走ります。これ、食べきれるのか?
着丼!赤いつけ汁と紅い昆布水もちもち中太麺
そんな心配をよそに、料理は驚くほど早く到着。
真紅の昆布水に涼やかに泳ぐ中太麺。
隣にはネギがたっぷり浮かぶ赤いスープ。見た目からしてインパクト抜群です。

麺は光沢を帯び、箸で持ち上げただけで弾力を感じます。
食欲を掻き立てるビジュアルに「やっぱり特盛で正解だったかも」と気分は前向きに。
実食:昆布水が辛さをやわらげる不思議な感覚
まずは麺だけいただきます。
ほんの少しラー油の辛さを感じるけれど、そこまででもない。昆布由来のほんのりとした旨味を感じる。
麺は見た目の太さや光沢通り、もちもちのすべすべ。
これはつけ汁に付けたときの期待値が上がる。

続いてつけ汁。ひと口すすると、韓国料理やメキシコ料理のような爽快な辛さが舌に走ります。
後味はスッと消えるので重くなく、むしろ清涼感すら感じる味わい。

麺を昆布水にくぐらせ、つけ汁に軽く浸して食べると――
「おや、辛さが和らいでいる?」
昆布水が絶妙に辛味をマイルドにしてくれるため、次々と箸が進みます。
麻辣というには少し弱い気もしますが、あんまり辛いと人選ぶし、そこは卓上調味料で調節してくださいってとこかしら。

気がつけば特盛500gの麺がどんどん消えていき、最後は夢中ですすり切ってしまいました。
「食べきれるかな…」と心配していた自分が嘘のよう。
締めの感想
大満足の昆布水つけ麺。
- 麺の美しい光沢と弾力
- 辛さを中和する昆布水の不思議な力
- 500gでも最後まで飽きずに楽しめるバランス
この3点に尽きます。
しかしこの昆布水つけ麺は夏季限定メニュー。
もうすぐお別れになります(カナシィ
次回は通常のラーメンもぜひ試してみたいと思います。
栄でラーメンを探している方、飲んだ後の〆にもぴったりの一杯です。
「麺屋ぐり虎 名古屋栄店」、おすすめですよ。
【追記】さてゆで後中華麺500gのカロリーは?
今回いただいた麻辣昆布水つけ麺「特盛」は茹で上がりで500g。
お店の表記によると、これは茹で前で280gの中華麺に相当します。
一般的に中華麺(生麺)は100gあたり約280kcalとされているので、
- 生麺280g × 280kcal = 約784kcal
となります。つまり、麺だけでおよそ780kcal前後という計算です。
ここにつけ汁を加えればたぶん1,000kcalを超えてきますが、あくまで麺のみの参考値としてはこの数字を目安にすると良いでしょう。
なにより期間限定ですのでこの機に味わえるだけ味わわないと損損。
店舗情報
店名:麺屋 ぐり虎 名古屋栄店
場所:愛知県名古屋市中区栄3-3-1 マルエイガレリア 1F