【比較レビュー】なか卯「月見温玉牛肉つけうどん」vs 丸亀製麺「旨辛豚つけ汁うどん」

つけうどんあいきゃっち
目次

月見商戦に登場した2つの“つけうどん”

9月に入ると外食チェーン各社がこぞって「月見」メニューを展開する中、うどん界からも強力な参戦がありました。
なか卯は「月見温玉牛肉つけうどん」、丸亀製麺は「旨辛豚つけ汁うどん」。
どちらも冷たい麺を熱々のつけ汁にくぐらせて食べるスタイルで、残暑にぴったりの一杯です。

今回は両者を食べ比べ、その違いをじっくりレビューしていきます。

つけうどん
なか卯の「月見温玉牛肉つけうどん」
めんあんどしる
丸亀製麺の「旨辛豚つけ汁うどん」

それぞれの詳細なレビューは↓です。

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それでは行ってみましょ~♪


① ビジュアルの比較

まずは見た目から。

なか卯は京風うどんらしい端正な盛り付けで、牛肉がたっぷり入ったつけ汁が印象的。
素朴ながらも「確実に美味しい」安心感を与えてくれます。

うどん

一方の丸亀製麺はインパクト重視。3玉まで無料増量が可能で、実際に挑戦すると迫力のボリューム感。
豚しゃぶや小松菜が加わり、見た目から“食べ応え”を感じさせます。

麺

どちらも食欲をそそりますが、演出の方向性がまったく異なる一杯です。
ついついもう一口…といきたくなるビジュアル。


② つけ汁の味わい

なか卯のつけ汁は、甘めで濃い味わい。牛肉の旨味がしっかり溶け出していて、どこか牛丼を連想させる親しみやすさがあります。
温玉を加えると粘度が増し、うどんとの絡みが格段にアップ。七味を入れればパンチが出て、さらに和山椒を加えると香りと甘みが一層引き立ちます。

つけ汁

丸亀製麺のつけ汁は、醤油ベースに甘みとラー油の辛さを合わせた“甘辛×旨辛”のバランス型。
韓国料理を思わせるような方向性ですが、あくまで「雰囲気」としてのアプローチ。
温玉を崩せばまろやかさが増し、辛味と旨味の調和がぐっと引き立ちます。

つけ汁

どちらも“クセになる系”で、ついついもう一口…と進んでしまう味わい。
ただし塩分量が高いので、つけ汁を飲むのは危険です。(後述)


③ 具材の違い

なか卯は牛肉が主役。薄切り牛肉がたっぷり入り、シンプルながらつけ汁との相性抜群。
肉の旨味がストレートに楽しめる構成です。

丸亀製麺は豚しゃぶと小松菜が具材。最初は「どう食べるのが正解?」と迷いますが、つけ汁に落として一緒に食べればベストバランス。
豚の淡白さがつけ汁で旨味をまとい、小松菜が食感と彩りを添えて、麺と具材の一体感を演出します。

両者ともに、具材はつけ汁との組み合わせで真価を発揮する構成といえます。


④ 麺の食感

なか卯の麺はつるつるとなめらかで、甘めのつけ汁と絡めると喉越しの良さが際立ちます。
“軽快にすすれる”という表現がぴったりです。

一方の丸亀製麺はもちもち感が強く、しっかりとした噛み応え。
ボリューム感のある3玉盛りでも飽きずに食べられる工夫がされています。

方向性は違えど、どちらもつけ汁に非常によく合う麺であることは間違いありません。
ついついもう一口…でも塩分はやっぱり危険w。


⑤ 味変・アレンジの楽しみ方

なか卯は七味唐辛子も合いますが、特におすすめは和山椒。
甘めのつけ汁に爽やかな香りが加わり、全体の印象がガラッと変わります。
さらにご飯に少しかけ汁を足して卵かけ風に…体には良くないけど、やってしまうと止まらない美味しさです。

ごはん

丸亀製麺は、無料で使える「食べるラー油」で辛味を増すのが鉄板。
また、天ぷらをつけ汁にくぐらせると新たな味わいが広がります。
特に海老天や卵天、レンコン天のように塩気が少ないものが相性抜群。
ボリュームとアレンジの幅で最後まで飽きさせません。

天ぷら

⑥ 総合まとめ:残暑に光る“期間限定つけうどん”

両者に共通しているのは、濃厚でクセになるつけ汁と冷たい麺の組み合わせ
なか卯は牛肉と温玉による「和の旨味」、丸亀製麺は具材とボリュームで攻める「パワー系」。
どちらも「ついついもう一口」と進んでしまう中毒性がありますが、塩分は危険域なので要注意です。

つけうどんあいきゃっち
どちらも期間限定ですので、早めにご賞味あれ~

また、どちらも冷たい麺を熱いつけ汁で楽しむスタイル。
おそらく残暑の時期を見越してのメニューで、秋冬に求められる“温まる系うどん”とは少し趣が異なります。
だからこそ今食べてこそ光る、季節限定の一杯といえるでしょう。

【追記】カロリーや栄養成分の比較してみよう!

なか卯と丸亀、両方のボリューム最大サイズで栄養成分を比較しました。

店舗商品名カロリー(kcal)たんぱく質(g)脂質(g)炭水化物(g)食塩相当量(g)
なか卯月見温たま牛肉つけうどん(特盛)74230.121.9101.87.2
丸亀製麺月見旨辛豚つけ汁うどん(3玉)1,20946.327.9191.110.2

栄養分析ポイント

  • タンパク質:丸亀は豚肉を使用しているため、牛肉主体のなか卯よりもタンパク質が多め。
          さらに麺が3玉分なので、小麦由来のタンパク質も加算され、総量がしっかり確保されています。
          温玉も地味に貢献。
  • 脂質:なか卯は牛肉の脂が脂質を押し上げている。そこまで脂身が入っているわけではないので比較的控えめ。
       丸亀の方が多いのは、おそらくつけ汁にごま油などの風味付けがされている影響もあると考えられます。
  • 炭水化物:さすがに丸亀の3玉は圧倒的。食べ応えのあるボリューム感が数値にも反映されています。
  • 塩分:どちらもつけ汁主体の味付けで塩分が非常に高め。飲み干すのは控えた方が安全です。

カロリーについて

なか卯の特盛は 742kcal と、見た目よりも控えめ。牛肉の脂でコクはあるものの、意外と一食分として収まりやすい数値です。
一方、丸亀の3玉は 1,209kcal と圧巻のボリューム。炭水化物・タンパク質ともにしっかり摂れる分、がっつり食べたい人向けの仕上がりです。

👉 「軽めに楽しみたいならなか卯、スタミナ重視なら丸亀」
という棲み分けが、数字にも表れています。

総括

数字を並べて比べると、なか卯と丸亀の狙いの違いがはっきりと浮かび上がります。
なか卯は牛肉の旨みとつるっとした麺をバランスよく楽しめる「一食としてのまとまり」がポイント。
一方の丸亀は、豚肉のタンパク質と3玉まで無料の迫力で「お腹いっぱい食べたい人向け」のパワフルな一杯に仕上がっています。

塩分はいずれも高めで、つけ汁を飲み干すのは危険レベル。
味わいとしては「ついついもう一口」といきたくなる魅力があるだけに、健康面では注意が必要です。

👉 栄養成分を踏まえると、

  • 手軽に月見を楽しむなら → なか卯
  • がっつりエネルギーチャージするなら → 丸亀

そんな住み分けが見えてきます。
健康と満足感を折り合わせて、残りの残暑の期間を乗り切りましょう!!

それぞれの詳細なレビューは↓です。
是非読んでみてください♪

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この記事を書いた人

医者に言われてダイエットに一念発起。
なんとかー10kgしたものの最近リバウンド気味。
趣味は食べ歩き、料理、ゲーム、ランニング。

ダイエットの備忘録と食べ歩きのログとお料理の簡単なレシピとゲーム雑記などをつれづれなるままに書こうと思います。

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